タイガースの有望株に明暗 トーケルソン開幕ロースター入り決定、グリーンは自打球で骨折

 タイガースのアル・アビラGMは、2020年のドラフト全体1位で指名した期待のスラッガー、スペンサー・トーケルソンが開幕ロースター入りすることを発表した。「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングで全体4位にランクインしているトーケルソンは、正一塁手としての起用が予定されている。一方、同ランキングで全体5位のライリー・グリーンも開幕ロースター入りが有力視されていたが、オープン戦で右足に自打球を当て、検査の結果、骨折が判明。有望株2人の明暗がはっきりと分かれる結果になった。

 現在22歳のトーケルソンはプロデビューを飾った昨季、A+級からスタートしてAA級を経てAAA級まで到達し、合計121試合に出場して打率.267、30本塁打、91打点、出塁率.383、OPS.935を記録。プロ入り当初に予定されていた三塁へのコンバートは頓挫し、本職の一塁に戻ることになったが、今春のオープン戦でも出塁率.406と完成度の高い打撃を披露し、見事に開幕ロースター入りを勝ち取った。守備面の評価は高くないものの、早い段階から自慢の打撃力を発揮することができれば、間違いなく新人王レースにも絡んでくるだろう。

 一方、正一塁手として起用されるトーケルソンと同様に、正中堅手としての起用が見込まれていたグリーンは、日本時間4月2日のヤンキースとのオープン戦でゲリット・コールと対戦した際に自打球で骨折。オープン戦では11試合に出場して打率.429、2本塁打、出塁率.500、OPS1.548という猛アピールを見せ、開幕ロースター入りをほぼ手中に収めていただけに、悔やまれる故障離脱となった。

 A・J・ヒンチ監督によると、手術は必要ではないようだ。タイガースにとって幸いなのは、グリーンはまだロースターの40人枠に登録されていないため、メジャーの故障者リストに登録する必要がないこと。よって、故障離脱しているあいだも無駄にサービスタイムを消費することはなく、全治6~8週間と目されるグリーンの回復を待って、改めてメジャー昇格の時期を判断していくことになる。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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