パドレスが先発補強 2対2のトレードでアスレチックスから左腕・マネイアの獲得に成功

 日本時間4月4日、パドレスはエイドリアン・マルティネス、エウリビエル・アンヘレスという2人の若手有望株をアスレチックスへ放出し、ショーン・マネイアとアーロン・ホリデイの2選手を獲得するトレードが成立したことを発表した。ダルビッシュ有、ジョー・マスグローブを筆頭に多くの先発投手を抱えるパドレスだが、コンディション面に不安を残す選手も多く、実際にトミー・ジョン手術明けのマイク・クレビンジャーは膝を痛めて故障者リスト入りが濃厚となっている。そうした状況のなか、実績十分のマネイアの加入は朗報だ。

 現在30歳のマネイアは、昨季アスレチックスで32試合に先発して179回1/3を投げ、11勝10敗、防御率3.91、194奪三振を記録。2018年4月21日のレッドソックス戦でノーヒッターを達成するなど、2017年から2年連続12勝を挙げた実績があり、肩の故障による長期離脱から復帰した2019年9月以降も先発ローテーションの一角として安定した活躍を披露。アスレチックス先発陣の中心的存在の1人だったが、今季終了後にFAとなるため、チームが年俸総額削減を進めるなかで放出が確実視されていた。

 パドレスはダルビッシュ、マスグローブ、クレビンジャー、ニック・マルティネス、ブレイク・スネル、クリス・パダック、マッケンジー・ゴア、ライアン・ウェザースなど多くの先発投手を抱えているが、トミー・ジョン手術明けのクレビンジャーは故障者リストで開幕を迎える可能性が高く、スネルもスローペースの調整が続いている。パダックは昨季肘の故障でシーズンを早めに終えており、マルティネスは5年ぶりのメジャー復帰、ゴアはメジャー未経験と不確定要素も多い。マネイアの加入は計算できる先発投手が増えるという点において、チームにとって大きなプラスとなることは間違いない。

 なお、パドレスが放出した2選手は、いずれも「MLBパイプライン」が公開している球団別プロスペクト・ランキングでトップ30以内にランクインしていた有望株(アンヘレスが12位、マルティネスが26位)。マネイアとともに獲得したホリデイは昨年のドラフトでアスレチックスから13巡目指名を受けた選手である。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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