オニール5打点の大活躍でカージナルス完勝 パイレーツの4番・筒香嘉智はマルチ安打を記録

【パイレーツ0-9カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

 開幕投手アダム・ウェインライト、名捕手ヤディアー・モリーナ、指名打者アルバート・プホルスと3人の「レジェンド」がスタメンに名を連ねたカージナルスは、3番打者のタイラー・オニールが1号3ランを含む2安打5打点の大活躍。ウェインライトも6回5安打無失点の好投を見せ、パイレーツとの開幕戦に9対0で完勝した。敗れたパイレーツは先発のJT・ブルベイカーが3回4安打4失点で降板。打線もつながらなかった。

 カージナルスは初回先頭のディラン・カールソンの二塁打から無死1・2塁のチャンスを作り、オニールがセカンド強襲のタイムリーを放って1点を先制。2回裏にはオニールがレフトスタンドへ豪快な1号3ランを叩き込み、リードを4点に広げた。6回裏にカールソンの犠飛で5点目を奪うと、8回裏にはトミー・エドマンの1号ソロ、オニールの犠飛、ノーラン・アレナドの1号2ランで一挙4得点。投手陣は4人の継投でパイレーツ打線を6安打に封じ、最後まで得点を与えなかった。

 パイレーツの筒香嘉智は「4番・一塁」でスタメン出場し、2回表の第1打席は好守に阻まれてセンターライナーに倒れたものの、4回表の第2打席でセンターへの今季初安打を記録。7回表の第3打席は広く空いたレフト方向にヒットを放ち、3打数2安打でマルチ安打をマークした。点差が大きく開いたため、9回表に回ってきた第4打席は代打のジョシュ・バンミーターと交代。カージナルス先発のウェインライトが今季初勝利を挙げ、パイレーツ先発のブルベイカーには今季初黒星が記録された。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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