レッドソックスが接戦制す ブルージェイズ・菊池雄星5回3安打1失点の力投も初勝利ならず

【ブルージェイズ1-2レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

 レッドソックスは1対1の同点で迎えた7回裏にコナー・ウォンの犠飛で勝ち越しに成功。この1点をリリーフ陣が守り抜き、2対1でブルージェイズとの接戦を制した。レッドソックス3番手のハンセル・ロブレスが今季初勝利(0敗)、5番手のギャレット・ウィットロックが今季初セーブをマーク。ブルージェイズ3番手のイミ・ガルシアに今季初黒星(0勝)が記録された。なお、レッドソックスの澤村拓一とブルージェイズの加藤豪将に出場機会はなかった。

 レッドソックスがネイサン・イバルディ、ブルージェイズが菊池雄星の先発でスタートした一戦は、2回表にザック・コリンズの2号ソロでブルージェイズが先制。レッドソックスは3回裏一死からエンリケ・ヘルナンデスとトレバー・ストーリーの二者連続二塁打で同点に追いついた。その後、両者とも次の1点を奪えない状況が続いたが、レッドソックスは7回裏に遊撃ボー・ビシェットの悪送球から一死3塁のチャンスを迎え、ウォンの犠飛で勝ち越し。この1点が決勝点となり、レッドソックスが3連戦の初戦を制した。

 ブルージェイズの菊池は初回先頭から二者連続四球でピンチを招いたものの、ラファエル・デバースをセカンドゴロ併殺打、ザンダー・ボガーツをショートゴロに打ち取って無失点。2回裏も先頭打者に四球を与えながらも無失点で切り抜けたが、3回裏は一死から二者連続二塁打を浴び、同点に追いつかれた。4回裏は無死1・3塁のピンチを無失点に抑え、5回裏は初めての三者凡退。5回91球を投げて被安打3、奪三振3、与四球3、失点1の力投を見せたが、打線の援護に恵まれず、今季初勝利を挙げることはできなかった(0勝1敗、防御率3.24)。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

目次
閉じる