次の通算3000安打達成者は誰? 2020年代はミゲル・カブレラが唯一の達成者となる可能性も

 ミゲル・カブレラ(タイガース)が史上33人目の通算3000安打を達成し、次の達成者が誰になるかということに注目が集まっている。アルバート・プホルス(3308安打)、カブレラ(3002安打)に次ぐ現役3位の2631安打を放っているロビンソン・カノー(メッツ)はすでに39歳で、3000安打に届かない可能性が高く、1800安打以上を記録しているヤディアー・モリーナ(カージナルス)ら6選手も年齢や近年の衰えを考えると、3000安打達成の可能性は極めて低い。2020年代はカブレラが唯一の達成者となる可能性もありそうだ。

 現役選手でプホルス、カブレラ、カノーに次ぐのは、2116安打のモリーナ(39歳)、2035安打のジョーイ・ボットー(38歳)、1924安打のネルソン・クルーズ(41歳)、1875安打のエルビス・アンドルス(33歳)、1840安打のアンドリュー・マカッチェン(35歳)、1818安打のエバン・ロンゴリア(36歳)という顔ぶれ。いずれの選手もここから1000本前後の安打を積み重ねていくのは困難であると思われる。

 現役10位の1783安打を放っているホセ・アルトゥーベ(32歳)と現役12位の1723安打を放っているフレディ・フリーマン(32歳)にはまだ十分にチャンスがありそうだ。とはいえ、大台到達には1300本近い安打が必要であり、シーズン170安打ペースでもあと8シーズンを要する。40歳になるまで健康かつ安定してプレーし続けられるかどうかが大きなポイントとなる。アルトゥーベとフリーマンが大台に届かないようであれば、2020年代の達成者はカブレラのみということになるだろう。

 1446安打のマニー・マチャド(29歳)、1433安打のマイク・トラウト(30歳)、1287安打のブライス・ハーパー(29歳)、1260安打のザンダー・ボガーツ(29歳)らも上々のペースで安打を積み重ねているが、少なくともあと10シーズンくらいは現在のペースを維持する必要がある。2020年が新型コロナウイルスのパンデミックの影響で60試合制の短縮シーズンとなったことも大きく響いてくる。

 さらに若い世代では、791安打のカルロス・コレア(27歳)、629安打のオジー・オルビーズ(25歳)、616安打のラファエル・デバース(25歳)、500安打のフアン・ソト(23歳)、426安打のロナルド・アクーニャJr.(24歳)、392安打のブラディミール・ゲレーロJr.(23歳)らが候補になるが、彼らはまだ大台到達への道のりの3分の1にも到達していない。大きな期待をかけるのは時期尚早と言えるだろう。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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