ドジャースの若きエース右腕・ビューラー キャリア初&今季メジャー初の完封勝利をマーク

【ドジャース4-0ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

 ドジャースは今季自身初の開幕投手を務めた若きエース、ウォーカー・ビューラーが安定感抜群のピッチングを披露。9回108球を投げてダイヤモンドバックス打線に3安打しか許さず、奪三振10、与四球0という抜群の内容でキャリア初、そして今季メジャー初となる完封勝利をマークした。ドジャースは初回に2点を先制するなどビューラーを援護し、4対0で快勝。ビューラーは今季2勝目(1敗)を挙げ、ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーが今季初黒星(1勝)を喫した。

 ドジャースは初回に無死2・3塁のチャンスを迎え、トレイ・ターナーのタイムリー二塁打で2点を先制。2回以降はチャンスを作りながらもなかなか追加点を奪えないでいたが、5回表二死3塁からマックス・マンシーのタイムリー二塁打で3点目を奪った。さらに8回表一死走者なしの場面ではビューラーとバッテリーを組んだウィル・スミスがダメ押しの2号ソロ。開幕3週目の週間MVPに選出されたコディ・ベリンジャーは4打数ノーヒットに終わった。

 ビューラーは2回から4回まで2本のヒットと与死球1つで1人ずつ走者を出したものの、得点圏に走者を背負っても落ち着きを失わず、危なげないピッチングを展開。5回からは4イニング連続で三者凡退に抑え、8回裏一死走者なしの場面で代打のクーパー・ハメルを見逃し三振に仕留め、2ケタ奪三振に到達した。9回裏も続投し、二死からデービッド・ペラルタにヒットを許したが、後続を抑えて完封勝利を達成。エースの肩書に相応しい見事なピッチングだった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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