カブスが9回に一気呵成で勝ち越し スタメン復帰の鈴木誠也も好機を作るヒットで勝利に貢献

【カブス4-2ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

 一進一退の攻防が繰り広げられた。ダイヤモンドバックスが2回裏に先制すれば、カブスが4回表に同点に追いつく。それ以降は両チームの得点が止まり、互いのスコアボードにゼロが並ぶも、カブスが9回表に一挙3得点と均衡を破った。直後には1点を返されながらも振り切り、カブス4番手のマイケル・ギブンズに3勝目(0敗)、ダイヤモンドバックス4番手のマーク・マランソンに5敗目(0勝)がついている。

 先制点の取り方は対照的だった。2回裏にダイヤモンドバックスが四球と内野ゴロでチャンスを作ると、ニック・アーメッドがセンターへ弾き返してしぶとく1点をもぎ取る。しかし、4回表にカブスはヤン・ゴームスがレフトスタンドへ一直線の2号ソロを突き刺して同点に追いついた。ただ、その後はダイヤモンドバックス先発のザック・ギャレンの見事な投球の前に突破口を見出せない。息詰まる展開になり9回裏を迎えたが、昨季のセーブ王であるマランソンから先頭のウィルソン・コントレラスが四球を選び、続く鈴木誠也が内角のボールをうまくセンター前へ弾き返して後続へつなぐ。イアン・ハップも四球で無死満塁を作ると、ゴームスが今度はセンター前へ落とす勝ち越し打。この試合で初のリードを奪うと、押し出し四球と内野ゴロの間に加点してスコアを4対1にした。9回裏には1点を返され、なおも同点のランナーを残したが、最後は辛くも逃げ切った。

 鈴木は4試合ぶりのスタメンで第1打席からライトフライ、見逃し三振、レフトフライといいところがなかったが、最後の肝心な場面でチャンスを作る安打を放ち、3点目のホームを踏んだ。今季の打撃成績は打率.255、出塁率.362、OPS.831となっている。

(文●藤原彬)

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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