ツインズの先発右腕クリス・パダック 2016年以来自身2度目のトミー・ジョン手術で今季絶望に

 日本時間5月19日、ツインズのロッコ・バルデリ監督は先発右腕クリス・パダックがトミー・ジョン手術を受けたことを発表した。パダックは今季開幕直前のトレードでパドレスから移籍し、先発ローテーションの一角を担っていたものの、日本時間5月9日のアスレチックス戦で右肘の痛みを訴えて早期降板。その2日後には右肘の炎症により15日間の故障者リストに登録され、さらにその2日後には60日間の故障者リストに移されていた。戦列復帰は最短でも来季中盤以降となるだろう。

 現在26歳のパダックは2019年にパドレスでメジャーデビューし、いきなり9勝7敗、防御率3.33、153奪三振の好成績をマーク。ところが、その後は伸び悩みが続き、2020年は防御率4.73、2021年は防御率5.07と年々成績が悪化していたため、先発ローテーションの座を保証される立場ではなくなり、今季開幕直前にテイラー・ロジャースらとのトレードでエミリオ・パガンらとともにツインズへ放出された。

 今季は開幕からの5先発で22回1/3を投げ、1勝2敗、防御率4.03、20奪三振を記録。テキサス州ダラスでキース・マイスター医師によるトミー・ジョン手術を受けたため、今季中の戦列復帰は絶望となり、復帰までに要する通常の期間を考えれば、戦列復帰は最短でも来季中盤以降となるだろう。なお、パダックは2016年にもトミー・ジョン手術を受けており、今回が自身2度目となる。

 バルデリ監督は「我々は可能な限り最高のバージョンの彼を必要としており、そのためには彼が検討になることが必要だ。手術を受けてリハビリをし、完全な状態に戻ってほしい」とコメント。「彼は非常に才能のある若者であり、仕事に取り組む姿勢も素晴らしい。私はツインズでの明るい未来が彼には待っていると信じているよ」とパダックにエールを送った。

 現在ア・リーグ中部地区の首位に立っているツインズは、夏場以降に前田健太がトミー・ジョン手術のリハビリから戻ってくる見込み。それまではジョシュ・ワインダー、デビン・スメルツァーら若手投手を起用してパダックの穴を埋めていくことになりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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