パイレーツがカブスとの接戦を制して3位浮上 筒香嘉智4打数無安打、鈴木誠也3打数1安打

【パイレーツ3-2カブス】@リグリー・フィールド

 同じナショナル・リーグ中部地区所属チームの一戦をパイレーツが制し、敗れたカブスと入れ替わりで3位に立った。パイレーツは1回裏に先制されたが、3回表に2点を奪って逆転。カブスは4回裏に先頭打者の鈴木誠也が二塁打で出塁し、その後同点のホームを踏む。1点を争う接戦となったが、パイレーツが5回表に再びリードを奪い、6回以降は無失点で逃げ切った。2番手のミッチ・ケラーに今季1勝目(5敗目)がつき、デービッド・ベッドナーは8セーブ目。カブスの先発ドリュー・スマイリーは5敗目(1勝)を喫した。

 カブスは1回裏にイアン・ハップの逆方向へのソロアーチで先制。だが、パイレーツは3回表に2死から1・2塁のチャンスを作ってマイケル・チェイビスとダニエル・ボーグルバックの連続タイムリーで逆転に成功する。しかし、カブスが4回裏に先頭打者の鈴木が二塁打を放って好機を演出すると、フランク・シュウィンデルのタイムリーで同点に追いつく。その後、パイレーツは5回表に4月にメジャーデビューしたばかりのジャック・スウィンスキーが今季第3号のソロアーチを放ち、勝ち越しに成功。6回以降は両者ゼロ行進のままで、パイレーツが1点差で勝利を収めた。

 筒香嘉智は「7番・一塁」でスタメン出場も4打数無安打で1三振と見せ場はなく、今季の成績は打率.167、OPS.489。鈴木は「4番・ライト」で出場して3打数1安打で打率.257、OPS.830としている。

(文●藤原彬)

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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