36歳のベテラン内野手マット・カーペンターがヤンキースとメジャー契約 「どんな役割でも気合が入る」

 日本時間5月27日、ヤンキースはレンジャーズ傘下AAA級ラウンドロックを退団してFAとなっていた36歳のベテラン内野手マット・カーペンターとメジャー契約を結んだことを発表した。「もしチームが僕に荷物を飛行機に運び込むことを求めるなら、それが僕のやるべきことだ。ヤンキースのユニフォームを着られることに興奮している。どんな役割であれ、気合が入っているよ」とカーペンター。なお、アーロン・ヒックスがスタメンを外れた関係で、いきなり「8番・DH」でレイズ戦にスタメン出場している。

 カーペンターは昨季までカージナルス一筋で11年間プレーし、通算1329試合に出場して1153安打、打率.262、301二塁打、155本塁打、576打点、出塁率.368、OPS.816を記録。オールスター・ゲームに3度選出されたほか、2013年にはシルバースラッガー賞も受賞した。しかし、自己最多の36本塁打を放った2018年以降は成績の下降が止まらず、OPSは2019年が.726、2020年が.640、そして昨季が.581と年々悪化。長年の功労者ではあったものの、カージナルスはオプション行使を見送り、カーペンターはキャリアで初めてFAとなった。

 オフシーズンにジョーイ・ボットー(レッズ)の助言を受けて打撃改造に取り組んだカーペンターは、ロックアウト解除後の日本時間3月21日にレンジャーズとマイナー契約。開幕ロースターに残れず、AAA級ラウンドロックでプレーしていたが、21試合で打率.275、6本塁打、19打点、OPS.992と上々の成績を残していた。アーロン・ブーン監督が「彼はオプトアウト(契約破棄)の権利を持っていたから、我々はここ数カ月、彼の動向を追いかけていた。AAA級で好成績を残していたし、控えの左打者として狙っていたんだ」と語ったように、AAA級で好成績を残したことがヤンキースとのメジャー契約につながったとみられる。

 DJ・ラメイヒューは「彼は質の高い打席が非常に多く、出塁能力の高い選手だ。セントルイスの知り合いは彼のことをとても高く評価していたから、彼に会って彼のことを知るのが楽しみだよ」とコメント。このように新たなチームメイトからの期待も大きいが、メジャー最高勝率を誇るヤンキースで実績十分のベテラン内野手は再び輝きを放つことができるだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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