2人退場のローマ、延長戦の末スペツィアに敗れベスト16敗退…

 19日にコッパ・イタリア5回戦が開催し、ASローマがスタディオ・オリンピコにスペツィアを迎えた。

 昨年8月のオーナー交代からチーム再建が奏功し、リーグ上位に位置するローマ。ところが、今試合ではスペツィアの奇襲に遭う。開始早々にPKを献上して先制点を奪われると、15分にはリッカルド・サポナーラに追加点を喫してしまう。43分にロレンツォ・ペッレグリーニのPK弾で辛くも得点を挙げ、ローマの1点ビハインドで試合を折り返す。

 前半終了間際に点差を縮めたことでいい形で後半に入ったローマは、フレッシュな選手を投入し更なるゴールを狙う。すると73分に、ヘンリク・ムヒタリアンがボルハ・マジョラルとのワンツーを仕掛けペナルティエリア内に進入。左足のループシュートで冷静に沈めてローマが同点に追いつく。結局、2-2で90分が終了し試合は延長戦に突入する。

 すると延長戦キックオフ直後の91分、激しいチャージを犯したジャンルカ・マンチーニが2枚目のイエローカードを受け退場。数秒後にはGKパウ・ロペスが一発退場となってしまう。圧倒的不利に陥ったローマは、107分にダニエレ・ヴェルデに勝ち越し弾を献上。119分にサポナーラにドッピエッタ(1試合2得点)を達成され、ローマが最終スコア2-4でベスト16敗退となった。

photo – Giampiero Sposito

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