追うレイズが首位ヤンキースに連勝 ジャッジがトップ独走の18号ソロも勝利にはつながらず

【ヤンキース2-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

 レイズは先発のシェーン・マクラナハンが6回92球を投げてヤンキース打線をグレイバー・トーレスの9号ソロによる1点のみに抑える好投を披露。打線は5回裏に勝ち越すと、7回裏にも2点を追加し、4対2で勝利して本拠地でのヤンキース4連戦を2勝2敗で終えた。好投したマクラナハンが5勝目(2敗)、4番手のJ・P・ファイアライゼンが今季初セーブをマーク。ヤンキース先発のルイス・セベリーノは今季初黒星(3勝)を喫した。

 マクラナハンがトーレスに先制の9号ソロを浴びた直後の2回裏、レイズは崔志萬(チェ・ジマン)が4号同点ソロ。5回裏にはテイラー・ウォールズに2号ソロが飛び出し、勝ち越しに成功した。7回裏はセベリーノから2つの四球で一死1・2塁とし、2番手のロン・マリナチオから一死満塁とチャンスを広げ、ハロルド・ラミレスの押し出し四球とマイク・ズニーノの押し出し死球で2点を追加。8回表にアーロン・ジャッジの18号ソロで2点差に迫られたが、9回表は今季防御率0.00のファイアライゼンが三者凡退で締めくくった。

 4連戦の最初の2試合に連敗し、ゲーム差を今季最大の6.5まで広げられたレイズだったが、第3戦を3対1、第4戦を4対2といずれもロースコアの接戦で制し、首位ヤンキースとのゲーム差は4.5に。貯金は今季最多タイの9となった。ヤンキースが開幕から快調に首位を走っているものの、今季もレイズは不気味かつ侮れない存在となりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

目次
閉じる