アブラモビッチ政権に終止符 チェルシーが買収取引の完了を発表

 チェルシーはトッド・ベーリー氏率いるコンソーシアムとの買収取引を完了させ、ロマン・アブラモビッチ政権に終止符を打った。

長きに渡る交渉がついに…イギリス政府がチェルシー買収を承認

 数ヶ月に渡る交渉の末、先週イギリス政府から法的保証を承認されたチェルシーは、特別ライセンスが発行され投資総額42億5000万ポンド(約6850億円)の買収取引が完了。売却益はウクライナの人道的支援に寄付され、25億ポンド(約4030億円)がクラブの株式購入に充てられる。またベーリー氏は追加で17億5000万ポンド(約2823億円)を、本拠地スタンフォード・ブリッジの再開発や、アカデミー、女子チームへの強化に投資した。

 ベーリー氏はチェルシーの公式サイトで掲載された声明の中で、「チェルシーの新しいオーナーになる事を誇りに思う。オーナーとしての私たちのビジョンは明確で、ファンの皆に誇りに思ってもらえるようにしたい」とコメント。「ユースチームの育成と最高の才能の獲得に取り組むと共に、長期的にクラブに投資し、目覚ましい成功を築いていく。また個人的には、この実現に尽力してくれた政府やプレミアリーグに感謝したい」と続けた。

アブラモビッチ氏は3月に、イギリス政府から資産の凍結、イギリスでの個人及び企業との取引禁止、渡航・輸送禁止の制裁を課され、ベーリー氏との買収取引の際も慈善事業に寄付金が同氏と繋がりのある企業に介入する可能性を指摘。最終的にイギリス政府から承認され、19年間に及ぶアブラモビッチ政権に幕を閉じた。

Photo Henry Browne

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この記事を書いた人

学生時代のユニフォームが青と赤、ポジションがMF、背番号8だった事でランパードとジェラードのプレーを見るように。以来プレミアリーグを中心にサッカーを年間約1000試合観戦する東京出身のエディター。

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