カージナルスがパドレスに連勝で今季最多の貯金7 42歳の大ベテラン・プホルスが通算22度目のサヨナラ打

【パドレス2-3xカージナルス】延長10回タイブレーク@ブッシュ・スタジアム

 カージナルスは2対2の同点で迎えた10回裏一死1・2塁からトミー・エドマンが盗塁を決め、1・3塁とチャンスが拡大。ここでアルバート・プホルスが通算22度目のサヨナラ打となる犠飛を放ち、3対2でパドレスを破った。この勝利でカージナルスは今季最多の貯金7に。カージナルス4番手のドリュー・バーヘイゲンが3勝目(0敗)を挙げ、パドレス5番手のテイラー・ロジャースに2敗目(0勝)が記録された。

 カージナルスは3回裏にポール・ゴールドシュミットのタイムリー二塁打とプホルスの犠飛で2点を先制。女房役ヤディアー・モリーナと通算314度目の先発バッテリーとなったアダム・ウェインライトは7回115球を投げて被安打2、奪三振10、与四球1、無失点という見事なピッチングを見せた。しかし、2番手のジオバニー・ガイエゴスがリードを守れず、8回表にトレント・グリシャムに3号同点2ランを被弾。試合は2対2の同点のまま延長タイブレークに突入した。

 10回表、パドレスは二死1・2塁からジュリクソン・プロファーがレフト前ヒットを放ったが、ラーズ・ヌートバーがノーバウンドのストライク返球でパドレスの勝ち越しを阻止。そして、10回裏一死1・2塁からエドマンが三盗を決め、プホルスがこの試合2本目の犠飛を放って熱戦に終止符を打った。今季限りでの現役引退を表明している42歳の大ベテランのサヨナラ打に本拠地ブッシュ・スタジアムは大盛り上がり。大親友のモリーナはプホルスに抱きついて喜びを分かち合った。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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