ブレーブス逆転勝利で破竹の10連勝 7回裏に一挙8得点のビッグイニングで大逆転

【パイレーツ4-10ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

 9連勝中のブレーブスは6回終了時点で2対4と2点のビハインドを背負っていたが、7回裏に打線が爆発。マイケル・ハリス2世とダンズビー・スワンソンのタイムリー、オジー・オルビーズの8号グランドスラムで一挙8得点のビッグイニングを作り、10対4で逆転勝利を収めて連勝を10に伸ばした。ブレーブス2番手のジェシー・チャベスが今季初勝利(1敗)をマーク。パイレーツ2番手のデュアン・アンダーウッドJr.に2敗目(0勝)が記録された。

 ブレーブスの勢いを象徴するような逆転劇だった。1回表にブライアン・レイノルズの9号ソロとダニエル・ボーグルバックの7号ソロで2点を先制されたブレーブスは、直後の1回裏にロナルド・アクーニャJr.が6号先頭打者アーチ、オースティン・ライリーが16号ソロを放ち、2対2の同点。ところが、先発のチャーリー・モートンが踏ん張れず、5回表二死2塁からレイノルズとキブライアン・ヘイズの連続タイムリー二塁打で2点を勝ち越された。

 しかし、7回裏一死1・3塁からハリス2世のタイムリーで1点差に詰め寄ると、一死満塁となってスワンソンのタイムリーで一気に走者3人が生還し、6対4と逆転に成功。そこから再び一死満塁のチャンスを作り、オルビーズが8号グランドスラムを放って勝利を決定づけた。対戦相手に恵まれているとはいえ、取りこぼすことなく破竹の10連勝で貯金は今季最多の6。勢いに乗る昨季王者は、首位を独走中のメッツにとって怖い存在となっているに違いない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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