PFA、脳震盪による一時交代制の前進をIFABに催促

 イングランドプロサッカー協会(PFA)は、国際サッカー協会理事会(IFAB)に脳震盪による一時交代制の前進を催促した。

5人交代制が恒久化へ IFABが3月の会議で採用の見込み

 2020年12月にIFABは各リーグに脳震盪による一時交代制を呼びかけ、イングランドではトップリーグやFAカップ、女子スーパーリーグと女子チャンピオンシップで試験的に導入。ただ同制度の浸透に遅れが見られ、PFAの最高経営責任者(CEO)であるマヘタ・モランゴ氏は、「競技規則を決定する際には、選手の安全と福祉が最優先されなければならない。イングランドのプロ選手の代表的な声として、私たちは脳震盪による一時的な交代を明確に望む」と促した。PFAは、脳震盪レガシー財団や脳損傷協会『ヘッドウェイ』と連名で、IFABに前進を促す公開書簡を提出している。

Photo Pete Norton

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学生時代のユニフォームが青と赤、ポジションがMF、背番号8だった事でランパードとジェラードのプレーを見るように。以来プレミアリーグを中心にサッカーを年間約1000試合観戦する東京出身のエディター。

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