PFA、脳震盪による一時交代制の前進をIFABに催促
2022.06.13

イングランドプロサッカー協会(PFA)は、国際サッカー協会理事会(IFAB)に脳震盪による一時交代制の前進を催促した。
2020年12月にIFABは各リーグに脳震盪による一時交代制を呼びかけ、イングランドではトップリーグやFAカップ、女子スーパーリーグと女子チャンピオンシップで試験的に導入。ただ同制度の浸透に遅れが見られ、PFAの最高経営責任者(CEO)であるマヘタ・モランゴ氏は、「競技規則を決定する際には、選手の安全と福祉が最優先されなければならない。イングランドのプロ選手の代表的な声として、私たちは脳震盪による一時的な交代を明確に望む」と促した。PFAは、脳震盪レガシー財団や脳損傷協会『ヘッドウェイ』と連名で、IFABに前進を促す公開書簡を提出している。
Photo Pete Norton