エンゼルスの正三塁手・レンドンが右手首の手術により今季絶望に 7年2億4500万ドルの3年目

 日本時間6月18日、エンゼルスは正三塁手のアンソニー・レンドンが来週前半に右手首の手術を受ける予定であることを発表した。全治には4~6カ月が必要とみられており、今季中の戦列復帰は絶望となる。7年2億4500万ドルという大型契約でエンゼルスに加入したレンドンだが、手術でシーズン終了となるのは8月に右股関節の手術を受けた昨季に続いて2年連続。まだ4年1億5400万ドル分の契約が残っているが、来季以降は契約に見合う活躍ができるだろうか。

 現在32歳のレンドンは今季ここまで45試合に出場して打率.228、5本塁打、24打点、2盗塁、OPS.707を記録。右手首の炎症で5月下旬から2週間ほど戦列を離れ、日本時間6月11日に復帰したものの、患部の状態は改善せず、最終的には手術を受けることを決断した。

 大型契約でエンゼルスの加入したレンドンは、移籍1年目の2020年こそ60試合制の短縮シーズンのなかで52試合に出場し、打率.286、9本塁打、31打点、OPS.915と上々の活躍。ところが、昨季は58試合のみの出場で打率.240、6本塁打、34打点、OPS.711と不本意なシーズンを過ごし、今季は各部門で昨季を下回る成績に終わった。今のところ、エンゼルスのレンドンへの巨額の投資は思うような成果を得られていない。

 メジャーリーグ公式サイトのレット・ボリンガー記者によると、レンドン不在となったエンゼルスは、マット・ダフィー、ジャック・メイフィールド、タイラー・ウェイドらを三塁で併用していく見込み。レンドンは期待外れのパフォーマンスが続いていたとはいえ、出場時にはチームの勝率が大きく上昇するというデータ(スタメン出場時は26勝18敗)もあり、その存在が大きかったことも事実。戦力ダウンは避けられないだろう。

 2014年以来8年ぶりのポストシーズン進出に向けて苦しい戦いが続くエンゼルス。レンドンの穴は各選手が奮起して埋めていくしかない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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