トンプソンら投手陣の活躍でカブスが10連敗をストップ ブレーブスは球団タイ記録の15連勝ならず
2022.06.18

【ブレーブス0-1カブス】@リグリー・フィールド
10連敗でナ・リーグ中部地区の最下位タイに転落したカブスは、今日から破竹の14連勝中のブレーブスとの3連戦がスタート。その初戦は両軍投手陣の好投により7回までスコアレスという接戦になり、カブスが1対0で勝利して10連敗をストップさせた。カブス3番手のクリス・マーティンが今季初勝利(0敗)、4番手のデービッド・ロバートソンが8セーブ目をマーク。ブレーブス2番手のA・J・ミンターは無安打で決勝点を献上し、今季初黒星(2勝)を喫した。
カブス先発のキーガン・トンプソンが6回92球を投げて被安打2、奪三振9、与四球2、無失点の好投でブレーブス打線の勢いを止めると、ブレーブス先発のチャーリー・モートンも負けじと7回94球を投げて被安打3、奪三振9、無四球、無失点という素晴らしいピッチングを披露。カブスは8回裏先頭のジョナサン・ビヤーが四球、犠打、盗塁で三塁まで進み、クリストファー・モレルの犠飛で待望の先制点を奪い、これがそのまま決勝点となった。
メジャーリーグの公式記録を扱うエライアス・スポーツ・ビューローによると、2ケタ連敗中のチームが2ケタ連勝中のチームに勝利するのは1999年以来23年ぶりのこと。カブスのデービッド・ロス監督は「素晴らしい仕事だった。我々にはあれが必要だったんだ。素晴らしいパフォーマンスだったよ」と好投したトンプソンを絶賛。ブレーブスは今日の試合に勝利すれば、1900年以降の球団記録(15連勝)に並ぶところだったが、あと一歩及ばなかった。
引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media