ナショナルズの若き好打者・ソト シーズン中の契約延長交渉に前向きな姿勢を示す

 ナショナルズは若き好打者のフアン・ソトとの契約延長について、まだ目立った成果を得ることができていないものの、地元紙「ワシントン・ポスト」はナショナルズが昨年の秋にオファーした13年3億5000万ドルからさらに条件を上積みしたことを報じている。ソトはナショナルズからのオファーを再び断ったようだが、ナショナルズとの契約延長には前向きな姿勢を示しており、シーズン中に交渉を行うことも拒否していないという。トレード放出の可能性も取り沙汰されているが、契約延長は実現するのだろうか。

 現在23歳のソトは今季ここまで77試合に出場して打率.225、14本塁打、32打点、5盗塁、OPS.816を記録。低調なパフォーマンスが続いているものの、両リーグ最多となる64個の四球を選び、出塁率.377はリーグ10位にランクインしている。短縮シーズンとなった2020年はキャリアハイの打率.351で首位打者のタイトルを獲得し、昨季はオールスター・ゲーム初選出を果たしてMVP投票では自己最高の2位にランクイン。ナショナルズは2024年シーズンまでソトを保有できるため、契約延長やトレード放出を焦る必要はない。

 ソトは「ワシントン・ポスト」の取材に対して「チームが(代理人の)スコット・ボラスと話をしたいのであれば、彼らはいつでも話をすることができる。つまり、彼らは連絡先を知っていて、毎日電話することができるということだ。彼らは毎日交渉しようと思えばできるし、それに関して僕は問題ないと思っている。僕はプレーを続けるし、交渉の状況についてはボラスが教えてくれる。それだけのことだよ」とコメント。ナショナルズとの契約延長交渉については完全にボラスに任せているようだ。

 契約延長交渉がなかなか進展しないなか、ナショナルズのマイク・リゾGMは先月「我々は彼を放出するつもりはない」と明言していた。現在29勝50敗と低迷しているナショナルズは、マックス・シャーザーやトレイ・ターナーを放出した昨年に続いてトレード・デッドラインで再び売り手に回ることが確実。とはいえ、昨年ほど魅力的なトレード要員を抱えているわけではなく、ジョシュ・ベル、ネルソン・クルーズ、タナー・レイニーらの名前がトレード要員として挙げられている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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