ナ・リーグ本塁打王のフィリーズ・シュワーバーもホームラン・ダービー出場 出場枠は残り3つ

 日本時間7月13日、ナショナル・リーグの本塁打王争いのトップを走るカイル・シュワーバー(フィリーズ)がホームラン・ダービーに出場することが発表された。出場者はピート・アロンソ(メッツ)、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、アルバート・プホルス(カージナルス)、フアン・ソト(ナショナルズ)に続いてシュワーバーが5人目。残り3枠となっている。なお、今年のホームラン・ダービーは日本時間7月19日にドジャー・スタジアムで行われる。

 シュワーバーは現在ナ・リーグ最多となる28本塁打を放っている。4月は5本、5月も6本とそれほど目立った存在ではなかったものの、得意の6月に12本を量産して月間MVPを受賞。7月も10試合で5本とその量産ペースを維持している。

 シュワーバーがホームラン・ダービーに出場するのは今回が2度目。初出場の2018年は1回戦でアレックス・ブレグマン(アストロズ)を16対15で破り、準決勝でもリーズ・ホスキンス(フィリーズ)に21対20で勝利。しかし、決勝戦でブライス・ハーパー(当時ナショナルズ、現フィリーズ)に19対18で敗れ、準優勝に終わった。なお、当時シュワーバーはカブス所属だったが、ナショナルズ、レッドソックスを経て今季からフィリーズに加入し、2018年のホームラン・ダービーで対戦したホスキンス、ハーパーとチームメイトになっている。

 ちなみに、フィリーズからのホームラン・ダービー優勝者は過去に2人だけ。2005年にボビー・アブレイユ、2006年にライアン・ハワードが2年連続でホームラン・ダービーを制しており、シュワーバーは球団16年ぶりのホームラン・ダービー優勝を目指すことになる。

 ホームラン・ダービーの出場者は残り3枠。大谷翔平(エンゼルス)の2年連続の出場が噂され、2016年王者のジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)も意欲を見せているが、いったい誰が名乗りを上げるのだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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