オリオールズ23年ぶりの9連勝でついに勝率5割到達! カブス・鈴木誠也は4打数1安打1盗塁

【オリオールズ4-2カブス】@リグリー・フィールド

 オリオールズは1点ビハインドの4回表にラモン・ウリアスの7号2ランで逆転に成功。7回表にはホルヘ・マテオが7号ソロを放ち、カブスを4対2で破って1999年以来23年ぶりの9連勝でついに借金を完済した。オリオールズ先発のジョーダン・ライルズは7回7安打2失点で6勝目(7敗)をマーク。3番手のホルヘ・ロペスが17セーブ目を挙げ、カブス先発のエイドリアン・サンプソンは今季初黒星(0勝)を喫した。

 予想外の快進撃で連勝を9まで伸ばしたオリオールズ。昨季は両リーグワーストの110敗を喫し、今年のドラフトで全体1位指名権を持っているチームだが、110敗以上を喫した翌年に9連勝以上を記録するのは1889年に111敗、1890年に12連勝をマークしたルイビル・カーネルズに続いてメジャー史上2度目の快挙だという。メジャー最低勝率の翌年に9連勝を記録するのも1900年以降では1902年ブラウンズ、1993年ドジャース、2001年カブスに続いて4度目。まさに歴史的な快進撃だ。

 カブスの鈴木誠也は「4番・ライト」でスタメン出場して4打数1安打。1回裏の第1打席は空振り三振、3回裏の第2打席はピッチャーゴロに倒れたが、6回裏の第3打席でサードへの内野安打を放って悪送球で二塁へ進み、そのあと三塁へ今季4個目の盗塁を成功させた。9回裏の先頭打者として迎えた第4打席はサードゴロで凡退。今季の打率は.256、OPSは.804となっている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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