エンゼルスは大谷翔平でも勝てず 6回まで11Kの快投も7回裏に突如崩れて6失点で今季5敗目

【エンゼルス1-8ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

 エンゼルスは大谷翔平が6回までブレーブスの強力打線をわずか1安打に封じ、11個の三振を奪う快投を見せていたものの、7回裏に突如崩れて大量6失点で降板。「大谷しか勝たん」の不敗神話も崩壊し、1対8で完敗を喫した。ブレーブスは先発のチャーリー・モートンが6回2安打無失点の好投を披露し、2番手のディラン・リーが2勝目(0敗)をマーク。大谷には5敗目(9勝)が記録され、防御率は2.80へ悪化した。

 両軍無得点で迎えた7回裏、ブレーブスは大谷の投球が甘くなり始めたところを逃さなかった。マット・オルソンの18号2ランで先制すると、エディ・ロサリオにタイムリー、オーランド・アルシアには5号3ランが飛び出し、あっという間に6点を奪って大谷をノックアウト。7点リードで迎えた8回裏にはマーセル・オズナがダメ押しの18号ソロを放ち、エンゼルスの反撃をジョナサン・ビヤーの3号ソロによる1点のみに封じた。

 大谷は打者としては「1番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席はショートゴロ、3回表の第2打席は空振り三振に倒れ、5回表の第3打席は死球で出塁したものの、チームの得点には繋がらなかった。7回表の第4打席は見逃し三振に仕留められ、3打数0安打2三振。「打者・大谷」の力で「投手・大谷」を援護することはできず、今季の打率は.256、OPSは.829となっている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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