パイレーツが延長タイブレークの末に惜敗 8番・筒香嘉智が放った同点の2点タイムリーも実らず

【マーリンズ6-5パイレーツ】延長10回タイブレーク@PNCパーク

 パイレーツは2点ビハインドの9回裏に筒香嘉智の2点タイムリーで同点に追いついたものの、5番手のデービッド・ベッドナーが10回表に2失点。10回裏はカル・ミッチェルのタイムリーによる1点のみに終わり、5対6で惜敗した。マーリンズ4番手のアンソニー・バースが2勝目(3敗)、5番手のジェフ・ブリガムが今季初セーブをマーク。ベッドナーには4敗目(3勝)が記録された。

 3回裏にオニール・クルーズの5号ソロで先制されたマーリンズは、5回表にブライアン・デラクルーズの7号ソロで同点に追いつき、6回表にはヘスス・アギラーの2点タイムリーで勝ち越しに成功。6回裏にベン・ギャメルの犠飛で1点を返されたが、9回表にデラクルーズのタイムリーで貴重な追加点を奪い、勝利を決定付けたかに思われた。ところが、9回裏一死2・3塁から筒香に2点タイムリーを浴び、4対4の同点。しかし、10回表にニック・フォーテスとミゲル・ロハスのタイムリーで勝ち越しに成功し、パイレーツの反撃を1点に抑えて6対5で逃げ切った。

 パイレーツの筒香は「8番・DH」でスタメン出場し、空振り三振、空振り三振、ショートゴロで3打席凡退したあと、9回裏一死2・3塁のチャンスで迎えた第4打席でライトへの同点タイムリー。チームの勝利にはつながらなかったものの、決勝打を放った前日に続いて勝負強さを見せつけた。4打数1安打2打点で今季の打率は.177、OPSは.501となっている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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