アストロズが14連勝マリナーズとの3連戦をスイープ プレスリーは30打者連続アウトの球団新記録

【アストロズ8-5マリナーズ】@T-モバイル・パーク

 アストロズは球団史上2位の14連勝で前半戦を終えたマリナーズとの3連戦を見事にスイープ。後半戦の最初のカードとなったヤンキースとのダブルヘッダーを合わせて5連勝となり、貯金を今季最多の32とした。アストロズ先発のフランバー・バルデスは7回途中8安打3失点で9勝目(4敗)をマーク。4番手のライアン・プレスリーが20セーブ目を挙げ、マリナーズ先発のロビー・レイは3回10安打6失点で7敗目(8勝)を喫した。

 14連勝の快進撃で前半戦を終えたマリナーズの勢いも、アストロズの強さの前には通用しなかった。ホセ・アルトゥーベの19号先頭打者アーチ、ジェレミー・ペーニャの14号ソロと二者連続アーチで幸先よく先制すると、2回表にはマウリシオ・デュボン、マーティン・マルドナード、アルトゥーベと3本のタイムリーで3点を追加。3回表にも1点を追加し、レイを3回6失点でノックアウトした。7回裏に3点を返されたが、8回表にマルドナードがダメ押しの2点タイムリー。8回裏にエイブラハム・トロの8号2ランで3点差となったが、8対5で逃げ切った。

 なお、試合の最後を締めくくったプレスリーは、9回裏の先頭打者J・P・クロフォードをライトライナーに打ち取った時点で28打者連続アウトの球団新記録を樹立。タイ・フランスをショートゴロ、カイル・ルイスをセンターフライに仕留め、その記録を30打者連続まで伸ばした。6月23日のヤンキース戦で4失点を喫し、一時は防御率が4点台まで悪化したものの、それ以降は9試合に登板して打者30人をパーフェクト。アストロズの強さを絶対的守護神が支えている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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