アストロズ・バーランダー 130イニング到達で来季の年俸2500万ドルの選手オプションを獲得

 トミー・ジョン手術から復帰した39歳の大ベテラン、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)は今季ここまで素晴らしい活躍を見せている。15勝(3敗)と防御率1.73の両部門でメジャートップに立ち、WHIP0.85もシェーン・マクラナハン(レイズ)に次ぐメジャー2位の数字。マクラナハンが後半戦に入って少し数字を落としていることもあり、バーランダーをサイ・ヤング賞の最有力候補に挙げる声も少なくない。そんなバーランダーは日本時間8月5日のガーディアンズ戦で今季130イニングに到達し、来季の選手オプションを獲得した。

 バーランダーは2019年3月に2020年から始まる2年6600万ドルの高額契約をアストロズと結んだが、右前腕を痛めてトミー・ジョン手術を受けることになり、2年間でわずか1試合しか登板できなかった。昨季終了後にクオリファイング・オファーを拒否してフリーエージェントとなり、1年2500万ドルでアストロズと再契約。この契約には「バーランダーが2022年シーズンに130イニング以上を投げた場合、2023年の年俸2500万ドルの選手オプションを獲得できる」という条項が付属していた。

 バーランダーは節目の130イニングに到達した試合後、「130イニングに到達するために投げていたわけじゃない」とコメント。「契約の交渉をしていたとき、(アストロズのオーナーの)ジム・クレインは選手オプションを与えるためには130イニング投げてほしいと言ってきた。僕は無条件の選手オプションを求めていたけれど、130イニングを要求された。それだけのことだよ。自分の投球スタイルに合っている公平な数字だと思った(から契約したんだ)」と契約に条項が盛り込まれた経緯について語った。

 130イニングに到達するという個人的な節目を迎えたバーランダーだが、あくまでも目標は球団史上2度目となるワールドシリーズ制覇だ。「130イニングに到達することだけを目指して投げているわけではない。それは僕が野球をプレーする理由ではないし、僕が投げる理由でもないよ」と自分のためではなく、チームのためにプレーしていることを改めて強調した。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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