ホワイトソックスが2位タイ浮上 シースは13先発連続自責点1以下のメジャー新記録を樹立

【ホワイトソックス2-1レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

 ホワイトソックスは1対1の同点で迎えた4回表にエロイ・ヒメネスの6号ソロで勝ち越しに成功。先発のディラン・シースと3人のリリーバーが1点のリードを守り抜き、ガーディアンズと並んでアメリカン・リーグ中部地区2位タイに浮上した。13先発連続自責点1以下というメジャー新記録を樹立したシースは12勝目(4敗)をマーク。ホワイトソックス4番手のリアム・ヘンドリックスが22セーブ目を挙げ、レンジャーズ先発のグレン・オットーに8敗目(4勝)が記録された。

 先発のシースが1回裏二死から連続四球でピンチを招き、アドリス・ガルシアに先制タイムリーを許したホワイトソックスだったが、3回表に四球とヒットで無死1・3塁のチャンスを作り、セビー・ザバラの犠飛で同点。4回表には先頭のヒメネスが6号ソロを放ち、勝ち越しに成功した。立ち直ったシースが6イニングを2安打1失点に抑える好投を見せると、7回以降はジョー・ケリー、ケンドール・グレイブマン、ヘンドリックスが無失点リレー。1点のリードを守り、接戦を制した。

 5月末から絶好調のシースは、立ち上がりこそ不安定だったものの、6イニングを1失点に抑え、12勝目をマーク。これで13先発連続自責点1以下となり、昨季のジェイコブ・デグロム(メッツ)を上回るメジャー新記録を樹立した(自責点が公式記録となった1913年以降)。期間中の防御率は驚異の0.59。シーズン通算の防御率も1点台(1.98)となり、サイ・ヤング賞争いでも有力候補の1人となりつつある。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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