ガーディアンズ 2019年37本塁打、昨季30本塁打の長距離砲フランミル・レイエスのDFAを発表

 日本時間8月7日、ガーディアンズは2019年に自己最多の37本塁打、昨季も30本塁打を放ったパワーヒッター、フランミル・レイエスのDFAを発表した。今季は不振を極めていたが、まだ27歳と若く、2024年シーズンまで保有できる選手だっただけに、サプライズとも言える動きとなった。テリー・フランコーナ監督は「我々は若手選手がプレーしているところを見たかったし、彼が他球団に移って出場機会を得るチャンスを与えたかったんだ」と今回の動きの狙いについて説明した。

 今季がメジャー5年目のシーズンとなったレイエスは、ここまで70試合に出場して打率.213、9本塁打、28打点、2盗塁、OPS.603を記録。春先から調子が上がらず、右ハムストリングを痛めて1カ月ほど戦列を離れた時期もあった。若手選手が次々に台頭するなかで、日本時間8月3日にはマイナーAAA級コロンバス・クリッパーズへ降格。その4日後にDFAが発表された。

 今季は263打席で104個もの三振を喫しており、三振率は37.1%に達する。196センチ、120キロという体型について「太りすぎでは」との指摘もあったが、身体のコンディションが改善されることはなかった。とはいえ、シーズン30本塁打以上を狙えるパワーは非常に魅力的。フランコーナ監督は「もし彼を獲得する球団が現れれば、それは彼にとって良いことだ。もし獲得に動く球団が現れなければ、我々は彼をキープするだろう」と話している。

 ガーディアンズはトレード・デッドライン前にレイエスのトレードを模索していたものの、交渉は成立しなかったようだ。また、レイエスはすでに年俸調停の権利を取得しており、今季の年俸は455万ドル。ガーディアンズが構想外の選手をこれだけの金額で保有し続ける可能性は低く、今回のDFAがなかったとしても、オフシーズンにはノンテンダーFAとしてレイエスを放出していたことだろう。

 ビクトル・ロドリゲス打撃コーチ補佐は「彼はまだ若い。これからが本番だ。どこかでチャンスを得て、選手生活を続けられるといいのだが…」とレイエスの今後を案じていた。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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