カージナルスが首位攻防3連戦の初戦を制す MVP候補のゴールドシュミットとアレナドがアーチ共演

【ブリュワーズ1-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

 ナショナル・リーグ中部地区の首位に立つカージナルスは、今日から2位ブリュワーズとの首位攻防3連戦がスタート。その初戦はMVP候補の2人がそれぞれ一発を放ち、3対1で接戦を制して2位とのゲーム差を1.5に広げることに成功した。カージナルス先発のジョーダン・モンゴメリーは6回4安打無失点で5勝目(3敗)、3番手のライアン・ヘルスリーが2回2安打無失点で12セーブ目をマーク。ブリュワーズ先発のエリック・ラウアーは4敗目(8勝)を喫した。

 カージナルスは初回にMVP最有力候補と言われるポール・ゴールドシュミットの28号2ランで先制。モンゴメリーは3回表二死1・2塁、5回表一死1・3塁をいずれも無失点で切り抜けるなど、6回4安打無失点の好投を見せた。すると、6回裏先頭のノーラン・アレナドが25号ソロ。ゴールドシュミットとMVPを争っている名三塁手にも一発が飛び出し、カージナルスはリードを3点に広げた。

 7回表は2番手のアンドレ・パランテが登板したが、先頭のルイス・ウリアスに三塁打を浴び、続くビクトル・カラティニのタイムリーで1失点。しかし、後続をしっかり抑え、最後の2イニングはクローザーのヘルスリーが無失点に抑えて試合を締めくくった。今季ここまで3度の4連戦がいずれも2勝2敗で合計6勝6敗と全くの五分だった両軍の対戦。首位攻防3連戦の初戦を制したカージナルスが7勝6敗と一歩リードした。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

目次
閉じる