パドレスがベル&ソトのアーチ共演で接戦を制す 1点リードの9回表は右腕・ガルシアが登板

【ナショナルズ1-2パドレス】@ペトコ・パーク

 パドレスはトレード・デッドラインの大型トレードでナショナルズから獲得したジョシュ・ベルとフアン・ソトの2人がそれぞれソロ本塁打を放ち、ナショナルズに2対1で勝利。4連戦の3試合目を終えて対戦成績はパドレスの1勝2敗となった。パドレス2番手のエイドリアン・モレホンが3勝目(0敗)、3番手のルイス・ガルシアが3セーブ目をマーク。ナショナルズ3番手のスティーブ・シーシェックが決勝弾を浴びて4敗目(1勝)を喫した。

 パドレスは先発のジョー・マスグローブが2回表にレーン・トーマスに12号先制ソロを被弾したものの、6回4安打7奪三振1失点と安定したピッチングを披露。5回表二死1・2塁のピンチではジョーイ・メネセスのピッチャーゴロを素手で処理する気迫も見せた。すると、5回裏にベルが移籍後初アーチとなる15号同点ソロ。7回裏にはベルとともにナショナルズから移籍してきたソトが23号勝ち越しソロを放ち、これが決勝点となった。

 1点リードの9回表には背信投球が続いているジョシュ・ヘイダーではなく、ガルシアが登場。一死1・2塁のピンチを招きながらも無失点に抑え、3セーブ目を挙げた。ボブ・メルビン監督によると、ヘイダーにはクローザーとしての休養期間を与えるものの、今季中にクローザーの座に戻す予定。ヘイダーが「休養」しているあいだは、今日の試合でセーブを挙げたガルシアを中心に、複数のリリーバーを相手打線との相性を考慮しながら使い分けていく方針だという。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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