ドジャース・ビューラーが自身2度目のトミー・ジョン手術 2023年シーズン全休が濃厚に

 日本時間8月24日、ドジャースは先発右腕のウォーカー・ビューラーが自身2度目のトミー・ジョン手術を受けたことを発表した。ニール・エラトラシュ医師が手術を担当し、トミー・ジョン手術(肘の内側側副靭帯の再建手術)だけでなく、屈筋の腱を修復する手術も受けたという。ドジャースは先日、ビューラーが肘の手術で今季絶望となることを発表していたが、それがトミー・ジョン手術であることは明言されていなかった。戦列復帰まで通常12~18カ月を要するため、来季全休の可能性が高そうだ。

 現在28歳のビューラーは2015年ドラフト1巡目(全体24位)指名でドジャースに入団。その直後にトミー・ジョン手術を受け、マイナーでの初登板はドラフト指名から1年以上が経過した2016年7月だった(メジャーデビューは2017年9月)。ドジャースはドラフト指名の時点でビューラーがトミー・ジョン手術が必要であることを把握しており、相場を下回る契約金(178万ドル)でビューラーとの契約に成功している。

 今季のビューラーは自身初の開幕投手を務めるなど、12試合に先発して65イニングを投げ、6勝3敗、防御率4.02、58奪三振を記録。6月に右前腕痛で故障者リスト入りし、治療とリハビリを続けながら今季中の復帰を目指していたが、日本時間8月17日の時点で球団から今季絶望であることが発表された。それから1週間が経過して自身2度目のトミー・ジョン手術を受けたことが発表され、来季中の復帰も難しくなった。

 ドジャースは先発投手陣のうち、クレイトン・カーショウ、アンドリュー・ヒーニー、タイラー・アンダーソンが今季終了後にFAとなる。フリオ・ウリアス、トニー・ゴンソリン、ダスティン・メイの3人が来季の先発ローテーションの軸となり、それ以外にもライアン・ペピオ、ギャビン・ストーン、ボビー・ミラーといった若手有望株が控えているが、ビューラー不在の状況を考えると、今オフの先発補強は必須となるだろう。

 なお、ビューラーがFAになるのは2024年シーズン終了後。戦列復帰が見込まれる2024年はFAを控えた重要なシーズンとなる。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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