エース左腕・マクラナハンが左肩の不調で登板回避もレイズ快勝 ワイルドカード首位をキープ

【レイズ7-2マーリンズ】@ローンデポ・パーク

 レイズは先発予定だったエース左腕のシェーン・マクラナハンが左肩の不調により登板を回避するアクシデントがあったものの、7人の投手が合計9回2失点と好投。打線も14安打7得点で援護し、7対2でマーリンズに勝利してワイルドカード首位の座をキープした。レイズ2番手のJT・シャギワが2勝目(0敗)をマーク。マーリンズ先発のヘスス・ルサルドは6回6安打5失点(自責点3)で6敗目(3勝)を喫した。

 レイズはマクラナハンに代わって急遽先発したショーン・アームストロングが3イニングを無失点に抑える力投。3回表にはホセ・シリとヤンディ・ディアスのタイムリー二塁打で2点を先制した。5回表にハロルド・ラミレスのタイムリーなどで3点を追加してリードを広げると、7回表にはシリの5号ソロで6点差に。7回裏にジェラール・エンカーナシオンのタイムリー二塁打で2点を返されたが、9回表にランディ・アロザレーナの18号ソロでダメ押しした。

 今季ここまで11勝5敗、防御率2.20、182奪三振の好成績を残し、オールスター・ゲームの先発投手を務めただけでなくサイ・ヤング賞争いにも加わっていたマクラナハンは、左肩の不調を訴えて明日MRI検査を受ける予定。サイ・ヤング賞争いの先頭を走るジャスティン・バーランダー(アストロズ)も故障者リスト入りが発表され、サイ・ヤング賞争いの行方は混沌としてきた。有力候補たちの投球イニング数が伸びないようであれば、規定投球回にギリギリ届きそうな大谷翔平(エンゼルス)にもサイ・ヤング賞のチャンスが出てくるかもしれない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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