DFAの澤村拓一は40人ロースター外でレッドソックス残留 ウエーバーでの獲得希望球団なし

「マス・ライブ」のクリス・コティーロ記者によると、レッドソックスからDFAとなった澤村拓一は、ウエーバーでの獲得希望球団が現れず、40人ロースター外の選手としてレッドソックスに残留することが決まったようだ。澤村は傘下AAA級ウースターに配属されるという。今季はここまで49試合に登板して50回2/3を投げ、1勝1敗、3ホールド、防御率3.73、40奪三振を記録。来季の契約はオプションとなっているが、コティーロ記者によると、このオプションは依然として有効だという。

 澤村は昨季と比較して奪三振率が10.36から7.11、防御率が3.06から3.73に悪化。WHIPは1.45から1.42、与四球率も5.43から4.80へ向上しているものの、決して褒められるような水準ではない。パフォーマンスの質の低下がDFAの要因となったのは間違いないだろう。

 これに加えて、「MLBトレード・ルーマーズ」は金銭的な部分がDFAの決断に影響した可能性があることを指摘。澤村の契約には来季の球団オプションと選手オプションの両方が含まれており、球団オプションが行使されなかった場合、澤村は選手オプションを行使してレッドソックスに残留することができる。選手オプションの金額は澤村の実績によってすでに190万ドルまで増額されており、50試合に登板した場合、さらに増額されて200万ドルとなるはずだった。49試合に登板したところでDFAが発表されたのは、こうした契約条件が影響している可能性もあるという。

 なお、メジャーリーグでは40人ロースター外でマイナー降格になることを「アウトライト」と呼ぶ。澤村はサービスタイム(メジャー登録日数)が3年未満で、過去に「アウトライト」された経験もないため、「アウトライト」を拒否してフリーエージェントになる権利を持っていない。今後はAAA級ウースターでプレーを続け、再び40人ロースター入りするチャンスを待つことになる。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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