メッツがドジャース3連戦に勝ち越し リンドーアが逆転劇を演出 戦列復帰のカーショウは5回1失点

【ドジャース3-5メッツ】@シティ・フィールド

 メッツは1点ビハインドの6回裏にフランシスコ・リンドーアの活躍で2点を奪い、逆転に成功。5対3で勝利し、リーグ優勝決定シリーズの前哨戦とも言われたドジャースとの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。メッツ先発のクリス・バシットが6回6安打2失点で12勝目(7敗)、4番手のアダム・オッタビーノが3セーブ目をマーク。ドジャース2番手のクリス・マーティンには今季初黒星(4勝)が記録された。

 メッツは今日の試合で戦列復帰したドジャース先発のクレイトン・カーショウの不安定な立ち上がりを攻め、1回裏に二死満塁のチャンス。ここでマーク・キャナが落ち着いて四球を選び、押し出しで1点を先制した。直後の2回表にクリス・テイラーの2点タイムリーで逆転され、その後はカーショウから追加点を奪えなかったが、6回表に2番手のクリス・マーティンから先頭のスターリング・マルテが内野安打を放ち、リンドーアのタイムリー二塁打で同点。一死後、リンドーアが三盗を決め、ダリン・ラフの犠飛で勝ち越しのホームを踏んだ。

 7回裏にはブランドン・ニモのタイムリー二塁打とマルテのタイムリーで2点を追加し、3点をリードする展開に。8回表に守護神エドウィン・ディアスが2つの四死球から一死1・3塁のピンチを招き、ジャスティン・ターナーの犠飛で1点を返されたものの、9回表をオッタビーノが三者凡退に抑え、5対3で逃げ切った。ナ・リーグの勝率トップ2によるレギュラーシーズン中の直接対決は今日で終了。4勝3敗でメッツが勝ち越した(ロサンゼルスで2勝2敗、ニューヨークで2勝1敗)。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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