ブレーブス完封勝利 新人右腕・ストライダーが圧巻の8回16奪三振、アトランタ移転後の球団新記録に

【ロッキーズ0-3ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

 5年連続の地区優勝に向けて首位メッツを3ゲーム差で追う2位ブレーブスは、新人王候補にも挙げられているスペンサー・ストライダーが8回2安打16奪三振で無失点という圧巻のピッチングを披露。ロッキーズを3対0で破り、メッツとの3ゲーム差をキープした。ストライダーは9勝目(4敗)、2番手のケンリー・ジャンセンが31セーブ目をマーク。ロッキーズ先発のチャド・クールは5回途中5安打3失点で8敗目(6勝)を喫した。

 ブレーブス先発のストライダーは2回表に三者三振を奪うなど、最初の打者12人をパーフェクトに抑える快投。すると、ブレーブスは4回裏一死からオースティン・ライリーの33号ソロで先制に成功した。5回裏にはマイケル・ハリス2世の14号ソロとダンズビー・スワンソンのタイムリーで2点を追加し、ストライダーは7回表に再び三者三振。8回表一死1・3塁のピンチも連続三振で切り抜け、3点リードの9回表は守護神ジャンセンが三者凡退で締めくくった。

 ストライダーは8回106球を投げて被安打2、奪三振16、無四球、無失点という見事なピッチング。1試合16奪三振は、アトランタ移転後に限れば、殿堂入り右腕ジョン・スモルツの15奪三振(2度)を上回る球団新記録となった。アトランタ移転前を含めると、殿堂入り左腕ウォーレン・スパーンの18奪三振が最多だが、これは15イニングを完投した試合での記録。9イニングの試合ではストライダーの16奪三振が球団新記録となっている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

目次
閉じる