2位レイズが首位攻防2連勝で首位ヤンキースに4ゲーム差 ジャッジは自己最多タイの52号

【ヤンキース1-2レイズ】@トロピカーナ・フィールド

 レイズは2点リードの9回表にクローザーのジェイソン・アダムがアーロン・ジャッジに52号ソロを浴びて1点差に詰め寄られたものの、2対1で逃げ切り。首位攻防3連戦の最初の2試合に連勝し、首位ヤンキースとのゲーム差を4に縮めた。レイズ先発のコリー・クルーバーは7回2安打無失点の快投で10勝目(7敗)をマーク。アダムが8セーブ目を挙げ、ヤンキース先発のクラーク・シュミットには4敗目(5勝)が記録された。

 首位攻防3連戦の初戦を制してヤンキースとのゲーム差を最大15.5から5まで縮めたレイズは、3回裏に連打と犠打で一死2・3塁のチャンスを作り、ヤンディ・ディアスのタイムリーで2点を先制。その後はなかなか追加点を奪えなかったが、援護の少ないなかで先発のクルーバーが7回2安打無失点という素晴らしいピッチングを披露した。8回表は2番手のピート・フェアバンクスが三者凡退。9回表は3番手のアダムが先頭のジャッジに52号ソロを浴びたものの、後続3人をしっかり打ち取って試合を締めくくった。

 ヤンキースのジャッジは3試合ぶりの一発を放ち、自己最多に並ぶシーズン52号。9試合連続ノーアーチのあと、11試合で6本塁打と再びペースを上げており、ロジャー・マリスが持つアメリカン・リーグ記録&球団記録のシーズン61本塁打まであと9本に迫った。レギュラーシーズンは残り29試合。十分に新記録を狙えるペースだが、ヤンキース打線に元気がなく、ジャッジの孤軍奮闘が際立っている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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