レッドソックスが先行逃げ切り メジャー初リリーフのレンジャーズ・有原航平は痛恨の2失点

【レンジャーズ3-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

 レッドソックスは5回までに3点を先行すると、7回裏にはメジャー初のリリーフ登板となった有原航平から2点を追加。直後の8回表に3点を返されたものの、5対3で逃げ切って連勝を4に伸ばすとともに、明日の最終戦を残してレンジャーズ4連戦の勝ち越しを決めた。レッドソックス先発のブライアン・ベヨが6回3安打無失点でメジャー初勝利(4敗)、4番手のジョン・シュライバーが6セーブ目をマーク。レンジャーズ先発のデニス・サンタナに7敗目(3勝)が記録された。

 初回にラファエル・デバースのタイムリー二塁打で先制したレッドソックスは、5回裏に2つの四球とボークで一死2・3塁のチャンスを迎え、相手の守備のミスなどで2点を追加。リードを3点に広げた。7回裏にはレンジャーズ4番手の有原から一死2・3塁のチャンスを作り、トレバー・ストーリーのタイムリー二塁打などでさらに2点を追加。8回表にマーカス・セミエンの21号2ランとナサニエル・ロウの23号ソロで3点を返されたが、9回表一死満塁のピンチをしのぎ、5対3で逃げ切った。

 先発ローテーションから外れてブルペンに回った有原は、3点ビハインドの6回裏から4番手として登板。これがメジャー初のリリーフ登板となった。6回裏は先頭に二塁打を許し、二死1・3塁のピンチを招いたが、トミー・ファムをサードゴロに打ち取って無失点。しかし、7回裏は一死からの連打に味方の守備のミスも重なり、ストーリーのタイムリー二塁打などで2点を追加された。2回4安打2失点(自責点1)で今季の防御率は5.29となっている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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