Wソックス・シース 9回二死からノーヒッター逃すも1安打完封 首位打者・アライズが阻止

【ツインズ0-13ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

 ホワイトソックスは先発のディラン・シースがノーヒッター達成に迫る快投を披露。9回表二死から首位打者ルイス・アライズにヒットを許し、惜しくも快挙達成を逃したものの、103球で1安打完封を成し遂げた。アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞候補の1人に挙げられているシースは13勝目(6敗)をマーク。ツインズ先発のタイラー・マーリーは8敗目(6勝)を喫した。

 ホワイトソックスは初回にホセ・アブレイユのタイムリーとエロイ・ヒメネスの9号3ランでいきなり4点を先制。4回裏にはロミー・ゴンザレスにメジャー初アーチとなる1号3ランが飛び出し、リードを7点に広げた。8回裏には野手登板のニック・ゴードンに猛攻を浴びせ、セビー・ザバラの2点タイムリーとエルビス・アンドルスの10号グランドスラムで大量6点を追加。3本塁打を含む13安打13得点でシースを援護した。

 シースは3回表先頭のジェイク・ケイブに四球を与えたが、次打者ゲーリー・サンチェスをショートゴロ併殺打に仕留め、5回までを最少打者数の15人で抑えた。6回表二死からギルベルト・セレスティーノに2つ目の四球を与えたものの、その後も9回表二死まで無安打ピッチングを継続。ア・リーグの首位打者アライズに甘く入ったスライダーをライト前へ弾き返され、快挙達成こそ逃したものの、続くカイル・ガーリックから7つ目の三振を奪い、1安打完封を達成した。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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