ヤンキース・ジャッジが3試合連発の54号で右打者の球団記録に並ぶ シーズン65本塁打ペースに

【ツインズ2-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

 ヤンキースは2対2の同点で迎えた6回裏にアーロン・ジャッジの54号2ランで勝ち越しに成功。7回裏にはアイザイア・カイナーファレファの2号ソロでリードを広げ、5対2でツインズを破った。ヤンキース2番手のグレッグ・ワイサートが2勝目(0敗)、4番手のクレイ・ホームズが19セーブ目をマーク。ツインズ2番手のトレバー・メギルはジャッジに決勝弾を浴び、2敗目(3勝)を喫した。

 ヤンキースは初回にジャッジの二塁打でチャンスを作り、ジョシュ・ドナルドソンがタイムリーを放って1点を先制。3回裏にはマーウィン・ゴンザレスに4号ソロが飛び出し、リードを2点に広げた。5回表にゲーリー・サンチェスの14号2ランで同点に追いつかれたが、6回裏にジャッジの54号2ランで勝ち越しに成功。7回裏にはカイナーファレファの2号ソロで3点リードとし、ワイサート、ワンディ・ペラルタ、ホームズと3人のリリーバーが合計4イニングを無安打無失点に抑えてリードを守った。

 3試合連続アーチとなったジャッジはシーズン54本塁打となり、2007年にアレックス・ロドリゲスが作った右打者による球団記録に並んだ。チーム135試合目で54本塁打は、162試合に換算するとシーズン65本塁打ペースとなり、1961年にロジャー・マリスが作った61本塁打のアメリカン・リーグ記録&球団記録の更新を射程圏内に捉えている。54本塁打、117打点、15盗塁はいずれもすでにキャリアハイを更新。打率も約3週間ぶりに3割台(.302)となり、自身初の打率3割をクリアする可能性も出てきた。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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