マーリンズ サイ・ヤング賞最有力候補のアルカンタラが6回5失点も逆転勝利で9連敗ストップ

【マーリンズ6-5フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

 マーリンズはサイ・ヤング賞最有力候補と言われるサンディ・アルカンタラが6回8安打5失点(自責点3)で降板したものの、1点ビハインドの9回表に2点を奪って逆転に成功。6対5でフィリーズを破り、9連敗をストップした。マーリンズ3番手のディラン・フローロが2イニングを無失点に抑えて今季初勝利(2敗)をマーク。フィリーズ5番手のデービッド・ロバートソンはセーブに失敗し、3敗目(4勝)を喫した。

 3回表にルウィン・ディアスの2号ソロ、ギャレット・クーパーのタイムリー二塁打、アビサイル・ガルシアのタイムリーで3点を先制したマーリンズだったが、3回裏にニック・メイトンの3号ソロで1点を返されると、4回裏にはブライソン・ストットのタイムリー二塁打などで2失点。3対3の同点に追いつかれた。5回表にジョーイ・ウェンドルの3号ソロで勝ち越したものの、5回裏にアレック・ボームに2点タイムリー三塁打を浴びて1点ビハインドに。アルカンタラは6回94球8安打5失点(自責点3)でマウンドを降りた。

 試合はそのまま9回を迎え、フィリーズはクローザーのロバートソンを投入。しかし、10連敗を阻止したいマーリンズは粘りを見せ、先頭のクーパーが二塁打でチャンスメイクすると、ウェンドルの打球が一塁リース・ホスキンスのタイムリーエラーを誘って5対5の同点。さらに無死1・2塁からブライアン・アンダーソンに勝ち越しタイムリーが飛び出し、6対5の逆転勝利で連敗を9で止めた。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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