カージナルス・プホルスがA-Rod超え チームを勝利に導く697号逆転アーチで歴代単独4位に浮上

【カージナルス4-3パイレーツ】@PNCパーク

 カージナルスは2点ビハインドで迎えた9回表に一挙4得点。アルバート・プホルスが通算697号となる今季18号の逆転2ランを放ち、チームをパイレーツ3連戦の勝ち越しに導いた。カージナルス4番手のクリス・ストラットンが8勝目(4敗)、5番手のライアン・ヘルスリーが16セーブ目をマーク。パイレーツは9回表に登板した3番手のチェイス・デヨングが2被弾など4失点と大誤算で2敗目(4勝)を喫した。

 3回裏に先制されたカージナルスは、7回裏にジャック・スウィンスキーの16号ソロでリードを広げられ、2点のビハインド。パイレーツ先発のミッチ・ケラーの前に7回までわずか2安打に封じられる苦しい展開となった。しかし、9回表にトミー・エドマンとコリー・ディッカーソンの連続二塁打でまず1点を返すと、プホルスがセンターへの18号逆転2ラン。一死後、タイラー・オニールにも14号ソロが飛び出し、9回裏にグレッグ・アレンの2号ソロで1点差とされたものの、4対3で逆転勝利を収めた。

 プホルスは2試合連続アーチとなり、通算697本塁打でアレックス・ロドリゲスを抜いて歴代単独4位に浮上。史上4人目の通算700本塁打達成まであと3本に迫り、通算本塁打ランキングで上にいるのはバリー・ボンズ(762本)、ハンク・アーロン(755本)、ベーブ・ルース(714本)の3人だけとなった。カージナルスは残り21試合。7試合に1本のペースで打てば700本の大台に到達することになる。快挙達成の可能性はかなり高そうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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