レッドソックスが澤村拓一をリリース 「澤村自身が退団を希望し球団が認めた」と米記者が伝える

 日本時間9月12日、レッドソックス傘下AAA級ウースターに所属している澤村拓一がリリース(解雇)されたことが明らかになった。「マスライブ」のクリス・コティーロ記者によると、澤村自身が他球団でのプレー機会を模索するために退団を希望し、それをレッドソックスが認めたという。澤村は8月下旬にレッドソックスからDFAとなり、アウトライトでAAA級ウースターに降格。その後は1試合に登板しただけだった(日本時間9月8日、1回無失点)。

 34歳の澤村は千葉ロッテマリーンズから海外FA権を行使し、2年300万ドル+オプション1年でレッドソックスに入団。メジャー1年目の昨季は2度の故障者リスト入りこそあったものの、シーズンを通してメジャーでプレーし、55試合に登板して5勝1敗、10ホールド、防御率3.06をマークした。

 今季もブルペンの一角として開幕を迎えたが、セーブやホールドが記録されるようなシチュエーションでの登板はほとんどなく、5月下旬には自身初のマイナー降格。制球力の低さや与四球の多さが影響して首脳陣の信頼を得られず、49試合に登板して1勝1敗、3ホールド、防御率3.73と昨季を下回る成績に終わった。8月下旬には2年連続の50試合登板を目前にしてDFAとなり、ウエーバーで獲得希望球団が現れなかったため、アウトライトでAAA級ウースターへ降格。来季の契約オプションが残っていたにもかかわらず、自ら退団を希望してフリーエージェントになる道を選択した。

 澤村の契約に含まれていた2023年のオプションは、まずレッドソックス側に選択権があり、レッドソックスがオプションの行使を拒否した場合、澤村側に選択権が与えられるというものだった。つまり、澤村は選手オプションを行使して来季もレッドソックスに残ることができたというわけだ。しかし、ロースターの40人枠外のマイナーリーガーで居続けることよりもフリーエージェントになることを選択。今後は来季の日本球界復帰の可能性も含め、出場機会を得られる球団への移籍を模索することになりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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