アストロズ・バルデス 6安打完封でメジャータイ記録の24試合連続クオリティ・スタートを達成!

【アストロズ7-0タイガース】@コメリカ・パーク

 アストロズは23試合連続クオリティ・スタートで左腕によるメジャー記録を更新中のフランバー・バルデスが9回107球を投げて被安打6、奪三振8、与四球1、無失点と見事なピッチングを披露。打線も13安打7安打でバルデスを援護し、投打が噛み合ってタイガースに7対0で快勝した。6安打完封を達成したバルデスは15勝目(5敗)をマーク。タイガース先発のエドゥアルド・ロドリゲスに5敗目(3勝)が記録された。

 初回にジェレミー・ペーニャとアレックス・ブレグマンのタイムリーで2点を先制したアストロズは、3回表にカイル・タッカーのショートゴロ併殺打の間に1点を追加。5回表にはタッカーのセカンドゴロとユリ・グリエルのタイムリー二塁打でさらに2点を追加し、リードを5点に広げた。9回表二死満塁のチャンスではタッカーがダメ押しの2点タイムリー。地区優勝へのマジックナンバーを「10」とした。

 バルデスは安定感抜群のピッチングで6安打完封を達成し、24試合連続クオリティ・スタートを達成。これは1シーズンの記録としては2018年のジェイコブ・デグロム(メッツ)に並ぶメジャータイ記録となった。シーズンを跨いだ記録を含めると、2018~19年のデグロムと1967~68年のボブ・ギブソン(カージナルス)が26試合連続を達成。バルデスはその記録まであと2試合に迫っている。サイ・ヤング賞争いに加わってくる可能性もありそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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