マリナーズ快勝 フリオ・ロドリゲスが史上初の「デビューイヤーに25本塁打&25盗塁」を達成

【パドレス1-6マリナーズ】@T-モバイル・パーク

 マリナーズはパドレスに6対1で快勝し、本拠地での2連戦を1勝1敗で終えた。残り20試合はエンゼルス、アスレチックス、ロイヤルズ、レンジャーズ、再びアスレチックス、タイガースと下位球団との対戦が続くため、21年ぶりのポストシーズン進出が濃厚となっている。マリナーズ先発のルイス・カスティーヨは6回4安打無失点の好投で7勝目(5敗)をマーク。パドレス先発のマイク・クレビンジャーは5回7安打6失点で7敗目(5勝)を喫した。

 マリナーズは初回にフリオ・ロドリゲスの26号先頭打者アーチとエウヘニオ・スアレスの31号2ランで3点を先制。先発のカスティーヨが好投を続けるなか、5回裏にはカルロス・サンタナが15号3ランを放ち、リードを6点に広げた。7回表に2番手のペン・マーフィーがホルヘ・アルファロのタイムリー二塁打で1点を失ったものの、その後はマット・ブラッシュ、エリック・スワンソン、アンドレス・ムニョスとつないでパドレスの反撃をシャットアウト。パドレスを6対1で破った。

 今季のマリナーズの快進撃の象徴とも言える新人王候補のロドリゲスは、初回に26号先頭打者アーチを放っただけでなく、5回裏には25個目の盗塁を決めて「25-25」を達成。ルーキーによる「25-25」は2007年のクリス・ヤング(ダイヤモンドバックス)、2012年のマイク・トラウト(エンゼルス)に次いで3人目だが、ともに前年にメジャーデビューしており、正真正銘のデビューイヤーに「25-25」を達成するのは史上初の快挙となった。新人王の最有力候補に挙げられているが、史上初の快挙を成し遂げたことで受賞をより確実なものにしたと言えそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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