カージナルスの名バッテリーが「325試合」のメジャー新記録 プホルスは史上3人目の通算2200打点

【ブリュワーズ1-4カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

 カージナルスが誇る名バッテリー、アダム・ウェインライトとヤディアー・モリーナが「先発バッテリー通算325試合」のメジャー新記録を樹立した。この記念すべき試合でウェインライトは5イニングを1失点に抑え、モリーナは2回裏に勝ち越しタイムリー。8回裏にはアルバート・プホルスが史上3人目の通算2200打点となるダメ押しタイムリーを放ち、「二度と更新されない記録」と言われる名バッテリーの快挙達成に花を添えた。

 ウェインライトが1回表の1球目を投じた瞬間、メジャーリーグの歴史に新たな1ページが刻まれた。41歳のウェインライトと40歳のモリーナはこの試合が通算325回目の先発バッテリーとなり、タイガースのミッキー・ロリッチとビル・フリーハンが持っていたメジャー記録を更新。ウェインライトは昨季のサイ・ヤング賞投手のコービン・バーンズとの投げ合いとなったが、苦しみながらも5イニングを1失点に抑え、モリーナは勝ち越しタイムリーと盗塁阻止で「相棒」を援護した。

 3対1と2点リードで迎えた8回裏には42歳のプホルスがセンター左へのタイムリー二塁打を放ち、ベーブ・ルース、ハンク・アーロンに次いで3人目となる通算2200打点を達成。3点リードの最終回は守護神ライアン・ヘルスリーが締めくくった。ウェインライトが11勝目(9敗)、ヘルスリーが17セーブ目をマーク。7回3失点のバーンズには7敗目(10勝)が記録された。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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