アストロズ大勝 左腕・バルデスが25試合連続クオリティ・スタートのシーズンMLB新記録を樹立

【アスレチックス2-11アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

 アストロズは3回裏に一挙5点を先制するなど、打線が15安打11得点と爆発。シーズンMLB新記録となる25試合連続クオリティ・スタートを達成したフランバー・バルデスを援護し、アスレチックスに11対2で大勝した。6回4安打2失点のバルデスは16勝目(5敗)をマーク。アスレチックス先発のケン・ウォルディチャックは3回途中5安打5失点でノックアウトされ、2敗目(0勝)を喫した。

 アストロズは3回裏にヨーダン・アルバレスの満塁走者一掃の3点タイムリー二塁打、アレックス・ブレグマンのタイムリー二塁打、ユリ・グリエルのタイムリーで一挙5点を先制。4回裏にはマーティン・マルドナードとジェレミー・ペーニャのタイムリーでリードを7点に広げた。6回表にデルミス・ガルシアのタイムリー二塁打で2点を返されたが、6回裏にアルバレスのタイムリーで8点目。7回裏にはマルドナードがダメ押しの13号3ランを放ち、9番打者のマルドナードは4打数4安打4打点4得点の大活躍だった。

 先発のバルデスは6回87球を投げて被安打4、奪三振7、与四球1、失点2と普段通りの安定したピッチングを展開。これで25試合連続クオリティ・スタートとなり、シーズンMLB記録を更新した。シーズンを跨いだ記録では、1967~68年のボブ・ギブソン(カージナルス)と2018~19年のジェイコブ・デグロム(メッツ)が26試合連続クオリティ・スタートを達成。バルデスは次の試合でこの記録にも並ぶ可能性がある。どこまで記録が伸びるか注目したい。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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