ア・リーグ最高勝率のアストロズがレイズに完封勝利 2年連続・直近6年で5度目の地区優勝が決定

【アストロズ4-0レイズ】@トロピカーナ・フィールド

 地区優勝へのマジックナンバーを「1」としていたアストロズは、初回にホセ・アルトゥーベの25号先頭打者アーチで先制し、6回表に3点を追加。4対0でレイズを破り、2年連続・直近6年間で5度目となる地区優勝が決定した。アストロズ先発のルイス・ガルシアは5回2安打無失点で13勝目(8敗)をマーク。レイズ先発のドリュー・ラスムッセンは6回6安打4失点で6敗目(10勝)を喫した。

 初回にアルトゥーベの25号先頭打者アーチで先制したアストロズは、先発のガルシアが毎回のように走者を出しながらも5イニングを無失点。すると、6回表に無死1・2塁のチャンスを迎え、ヨーダン・アルバレスのタイムリーで2点目を奪った。さらに次打者アレックス・ブレグマンがタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。2番手のハンター・ブラウンが3回2安打無失点の好リリーフを見せ、最後は3番手のヘクター・ネリスが締めくくった。

 アストロズは今季97勝51敗でヤンキースに8ゲーム差をつけてアメリカン・リーグの全体トップを快走。ナショナル・リーグ最高勝率のドジャースには及ばないものの、ア・リーグの第1シードでポストシーズンに進むことが確実となっている。なお、アストロズが残り14試合に全敗、マリナーズが残り16試合に全勝した場合、この2チームが97勝51敗で並ぶものの、アストロズがマリナーズに直接対決で12勝7敗と勝ち越しているため、今日の時点でアストロズの地区優勝が決まった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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