メッツのポストシーズン進出が決定 戦列復帰のシャーザーは6回パーフェクトで通算200勝を達成

【メッツ7-2ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

 メッツは故障者リストから戦列復帰したマックス・シャーザーがわずか68球で6イニングをパーフェクトに抑える快投を披露。7対2でブリュワーズを破り、ブレーブスと1ゲーム差の地区首位をキープするとともに、2016年以来6年ぶりとなるポストシーズン進出が決定した。素晴らしいピッチングを見せたシャーザーは10勝目(4敗)をマークして通算200勝を達成。ブリュワーズ先発のコービン・バーンズは8敗目(10勝)を喫した。

 シャーザー対バーンズという好投手の投げ合いとなった一戦は、両軍無得点で迎えた4回表にメッツがピート・アロンソの36号3ランで先制。6回表にはフランシスコ・リンドーアのタイムリー三塁打とダニエル・ボーグルバックのタイムリー二塁打で2点を追加し、バーンズをノックアウトした。シャーザー降板後、7回裏にラウディ・テレズの32号2ランで3点差に迫られたが、直後の8回表に2点を追加してダメ押し。7対2で勝利し、連勝を5に伸ばした。

 故障者リストから戦列復帰したシャーザーは、初回先頭から二者連続三振を奪うなど、立ち上がりからブリュワーズ打線を寄せ付けない支配的なピッチングを披露。9つの三振を奪うなど、打者18人をパーフェクトに抑え、わずか68球で6イニングを投げ抜いた。シャーザーはこれでジャスティン・バーランダー(アストロズ)、ザック・グレインキー(ロイヤルズ)に次いで現役3人目となる通算200勝を達成。ジェイコブ・デグロムとシャーザーの「最強二本柱」はポストシーズンでも他球団の脅威となりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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