昨季王者・ブレーブスが接戦を制す 5年連続のポストシーズン進出が決定 WS連覇なら21世紀初

【ナショナルズ2-3ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

 ブレーブスは1点リードで迎えた8回裏にダンズビー・スワンソンが貴重な追加点となる21号ソロ。9回表にエラー絡みでピンチを招き、ルイス・ガルシアのタイムリーで1点を返されたが、3対2でナショナルズとの接戦を制し、5年連続のポストシーズン進出が決定した。ブレーブス先発のチャーリー・モートンは9勝目(6敗)、4番手のケンリー・ジャンセンは36セーブ目をマーク。ナショナルズ2番手のエラスモ・ラミレスに2敗目(4勝)が記録された。

 ブレーブスは4回裏にトラビス・ダーノウの18号2ランで先制。6回表に先発のモートンが一死1・3塁のピンチを招いて降板し、2番手のコリン・マクヒューが二塁ボーン・グリッソムの悪送球の間に1点を返されたものの、8回裏にスワンソンの21号ソロで再び2点リードとした。9回表に登板したクローザーのジャンセンはエラー絡みで無死1・2塁のピンチを招き、二者連続三振のあとにガルシアのタイムリーで1失点。さらに二死満塁とピンチが広がったが、ルーク・ボイトをセンターフライに打ち取り、3対2で逃げ切った。

 この結果、昨季王者のブレーブスは5年連続となるポストシーズン進出が決定。地区4連覇中だが、現時点で首位メッツに1ゲーム差の2位となっており、今後は逆転での地区5連覇を目指すことになる。なお、ワールドシリーズを連覇したチームは、1998~2000年に3連覇したヤンキースが最後。21世紀に入ってからワールドシリーズ連覇を成し遂げたチームは1つもなく、ブレーブスには連覇の期待もかかる。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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