下位相手の取りこぼしが続くマリナーズ エンゼルス、アスレチックスとの直近6試合で1勝5敗

【マリナーズ1-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

 21年ぶりのポストシーズン進出に向けて好位置につけているマリナーズだが、アスレチックス投手陣の前にわずか4安打1得点と打線が沈黙。明日の最終戦を残して敵地でのアスレチックス3連戦の負け越しが決まってしまった。アスレチックス先発のジェームス・キャプリリアンは7回2安打無失点の好投で4勝目(9敗)をマーク。3番手のドミンゴ・アセベドが4セーブ目を挙げ、マリナーズ2番手のエリック・スワンソンが今季初黒星(2勝)を喫した。

 マリナーズは先発のロビー・レイが6回3安打無失点の好投を披露。しかし、アスレチックス先発のキャプリリアンの前に7回まで2安打無得点に封じられ、7回裏に左翼ジェシー・ウィンカーのタイムリーエラー(ビマエル・マシーンの二塁打をファンブル)とトニー・ケンプのタイムリーで2点を先制された。8回表に代打ルイス・トレンズの2号ソロで1点を返したものの、反撃はこの1点どまり。1対2でアスレチックスに敗れた。

 マリナーズはブレーブス3連戦に2勝1敗で勝ち越したあと、パドレスとの2連戦は1勝1敗。それ以降はシーズン終了まで勝率5割未満の下位チームとの対戦が続くため、順調に白星を重ねていくと思われた。ところが、エンゼルス4連戦に1勝3敗で負け越してしまい、今回のアスレチックス3連戦も最初の2試合に連敗。直近6試合で1勝5敗と下位チーム相手の取りこぼしが目立っている。ワイルドカード争い4位のオリオールズとは4ゲーム差だが、決して安心できない状況だ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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