ブリュワーズ・ウォンが自身初の1試合3本塁打でチームの全得点を叩き出す ウッドラフは12勝目

【ブリュワーズ5-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

 ブリュワーズは「5番・二塁」でスタメン出場したコルテン・ウォンが自身初の1試合3本塁打でチームの全5打点を叩き出す大活躍。先発のブランドン・ウッドラフも6回3安打11奪三振1失点の好投を見せ、この2人の活躍でレッズに5対1で勝利した。好投したウッドラフは12勝目(4敗)をマーク。レッズ先発のハンター・グリーンは5回2安打8奪三振2失点と力投したが、13敗目(4勝)を喫した。

 ブリュワーズは2回表にウォンの13号2ランで先制。ウッドラフが好投を続けるなか、6回表にウォンの14号2ランでリードを広げた。6回裏にカイル・ファーマーの13号ソロで1点を返されたものの、ウッドラフは6回96球を投げて被安打3(うち被本塁打1)、奪三振11、与四球2、失点1のナイスピッチング。8回表にはウォンがダメ押しの15号2ランを放ち、チーム全体でわずか4安打に封じられるなか、3本塁打5打点の大暴れを見せた。

 ワイルドカード争い4位のブリュワーズは、これで2連勝。この試合が終了した時点で、ワイルドカード争い2位のパドレスまで3ゲーム差、同3位のフィリーズまで2ゲーム差に迫った。日本時間9月28~29日のカージナルス2連戦を除けば、残りの試合は下位チームとの対戦が続くため、逆転でのワイルドカード獲得の可能性は十分に残されている。5年連続のポストシーズン進出に向けて、負けられない戦いが続く。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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